« 2008年6月 | トップページ | 2008年8月 »

2008年7月

花 火

開け放たれた窓に

レースを揺らすぬるい風

遠くで響く花火の音

くぐもった空気 振るわせ

くったりと横たわった

私のソファまで

まっすぐに響いてくる

目を閉じると 浮かぶ火薬の花

黒き空 虹色に染め…

張りつく如き 花々

電飾の如き 毒を秘めた花

いくつかの想い出が混ざり合い

万華鏡の如き 幻想に揺れる花

止むようで 止むことなく

響き続ける 空気の波

打ち上がる花々のその狭間に

遠く遠く 雷(いかずち)の音

雨が近いのだろう

混ざり合う音は 

天の閃光を呼び覚まし

瞳の奥の

黒いキャンバスで踊る花々に

鮮やかなネオンのように

私を夢へと覚醒させるのだ 

 

↓ブログランキングに参加しています。

お気に召しましたらクリックお願い致します。

Banner_01_2にほんブログ村 ポエムブログへ

人気ブログランキングへ

| | コメント (8) | トラックバック (0)

夏模様

水しぶきあげて

ダイブするキミが

眩しくて

水粒が 

かかったフリして

思わず手をかざす

光集めた君は

真夏のオーラまとって
 
僕はまた射抜かれるんだ

また夏が来たね

陽気なBGMかけながら

底抜けに明るい太陽と白い砂に溺れよう

蒼に浮かぶ雲 眺めながら

ごろりとチェアーに寝そべって

喉をおちてく 炭酸が胸を焦がす

また雲が流れていくよ

キミの好きな 

薄紅の貝がらを

小瓶に詰めよう

始まったばかりの夏だけれど

この瞬間を

閉じこめてしまいたい

↓ブログランキングに参加しています。

お気に召しましたらクリックお願い致します。

Banner_01_2にほんブログ村 ポエムブログへ

人気ブログランキングへ

| | コメント (6) | トラックバック (0)

心ひらく扉

クルクルとよく動く

キミのその瞳

楽しい時は楽しいままに

時に悪戯な天使のように

キミの瞳が 

しなやかに笑う

うっとりと夕映えを見つめる

その先には何が映っているの

その視線が眩しすぎて

真正面から

受け止めることが出来なくて

慌てて目をそらしてしまう

情け無いわたし・・・

だけど

瞳という 心の扉の鍵を

もっているのは

紛れもなく

キミなんだよ

↓ブログランキングに参加しています。

お気に召しましたらクリックお願い致します。

Banner_01_2にほんブログ村 ポエムブログへ

人気ブログランキングへ

| | コメント (4) | トラックバック (0)

あなたの匂い

離れていても 

すぐにわかるわ

あなたの匂いね

どこか懐かしくて

せつなくて

泣きたくなる

その匂いに包まれて

いつまでも

ぬくぬくと 眠っていたい

だけど

瞼を開くと

わたしは独り

窓辺に咲いた ランタナは

香りなく 

ただ鮮やかに 

風にゆれているばかり

↓ブログランキングに参加しています。

お気に召しましたらクリックお願い致します。

Banner_01_2にほんブログ村 ポエムブログへ

人気ブログランキングへ

| | コメント (4) | トラックバック (0)

ためいきみっつ

ありふれた言葉を

巧みな色で装飾し

今夜も貴方の目に

触れていたくて

貴方は気づいているのか

いないのか

いつもの横顔で

静かに微笑んでいる

少し肩をすぼめて

ためいき ひとつ…

ただ 傍にいたくて

だけど 移ろいゆく色を

認めたくなくて

途方にくれて

ためいき ふたつ…

近くて遠い空の下

長くて短い時の下

あなたの色に染まれずに

哀しみ色に染まってく

諦めきれず

ためいき みっつ…

↓ブログランキングに参加しています。

お気に召しましたらクリックお願い致します。

Banner_01_2にほんブログ村 ポエムブログへ

人気ブログランキングへ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

好奇心

今まで気づかなかったキミの

あたらしい姿をみた時

何かが 心の中で 

とくん… と 目覚めてく

ちょっと近寄りがたい 

理性のオーラをまとうキミ

それが

自分に向けられたものじゃないからこそ

気づくこともあるね

そんなことを思いながら

自分の好奇心に 

身を委ねてみたいね

この戯れ言は旧BLOG(2007.8.8)に掲載しました。

↓ブログランキングに参加しています。

お気に召しましたらクリックお願い致します。

Banner_01_2にほんブログ村 ポエムブログへ

人気ブログランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (1)

七夕

ささの葉 さらさら

夏の風にゆれる

この身も 更々

崩れゆく前に

願いよ サラサラ

気流にのって

言の葉 沙羅沙羅

あなたにとどけ

↓ブログランキングに参加しています。

お気に召しましたらクリックお願い致します。

Banner_01_2にほんブログ村 ポエムブログへ

人気ブログランキングへ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

アイシテルの魔法

「アイシテル」

言葉の力とは

魔法のベールをまとい

惑わし 魅了し 

甘い夢を魅せる

強い毒を含んだ

甘くて 苦い 媚薬

ただその刹那の

痺れにも似た感覚に触れ

時間も真実も呑み込んで

とまってしまえばいい

↓ブログランキングに参加しています。

お気に召しましたらクリックお願い致します。

Banner_01_2にほんブログ村 ポエムブログへ

人気ブログランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

愚問

「嘘でもいいから

 アイシテルって言って」

もしも

「アイシテル」

って言葉がかえってきたら

今よりもっと

深い深い迷宮の森に

はまりゆくだけなのに

↓ブログランキングに参加しています。

お気に召しましたらクリックお願い致します。

Banner_01_2にほんブログ村 ポエムブログへ

人気ブログランキングへ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

文月無月

幼い頃

親に叱られると

たまらなく不安で

たまらなく哀しくて

そんな自分を

受け止めてほしくて

だけど素直になれなくて

”誰か だっこして ”

そういいながら

泣きじゃくっていた

月も見えないこんな夜・・・

理由(わけ)もなく虚しくて

哀しくて

あの頃みたいに

大声をあげて

泣き出したくなる時がある

”誰でもいいから

 ぎゅっと抱きしめて”

壊れそうになる私の肩を

何も言わずに

ただ抱きしめていて

↓ブログランキングに参加しています。

お気に召しましたらクリックお願い致します。

Banner_01_2にほんブログ村 ポエムブログへ

人気ブログランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

夜明け前

夜の続きの朝が好き

ひんやりとした

静寂(しじま)を越えて

午前4時の幻想時間

その色は移ろいやすくて

目をそらせず

やがて街全体が

灰紫に染まる

その一瞬の色に

わたしも染まる

朝焼けに変わる 

この刹那が好き

↓ブログランキングに参加しています。

お気に召しましたらクリックお願い致します。

Banner_01_2にほんブログ村 ポエムブログへ

人気ブログランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年6月 | トップページ | 2008年8月 »