花 火
開け放たれた窓に
レースを揺らすぬるい風
遠くで響く花火の音
くぐもった空気 振るわせ
くったりと横たわった
私のソファまで
まっすぐに響いてくる
目を閉じると 浮かぶ火薬の花
黒き空 虹色に染め…
張りつく如き 花々
電飾の如き 毒を秘めた花
いくつかの想い出が混ざり合い
万華鏡の如き 幻想に揺れる花
止むようで 止むことなく
響き続ける 空気の波
打ち上がる花々のその狭間に
遠く遠く 雷(いかずち)の音
雨が近いのだろう
混ざり合う音は
天の閃光を呼び覚まし
瞳の奥の
黒いキャンバスで踊る花々に
鮮やかなネオンのように
私を夢へと覚醒させるのだ
↓ブログランキングに参加しています。
お気に召しましたらクリックお願い致します。
| 固定リンク | コメント (8) | トラックバック (0)


最近のコメント